Sunday 24 January 2010

生き返るということ

今まで書けなかったこともあるし、

明日もこんなにネットに触れるか、わからないので、

少し多めに記事を書きます。



生き返るということ。



日本人はよくお風呂に入って「ふぁー生き返るなあ」といい

また湯上りに「ああ、生き返ったよ」と言います。



あれは文字通り生き返ってるんだとイギリスに来て思いました。



たっぷりとした湯につかり(いわば子宮にも似た命のスープ)

一日の垢、疲れを落としきり、生き返る。

また新しい自分で一日を始めなおすための、

宗教行為にも近しいものだと実感しました。



日本人の行為や、生活習慣にあるあれこれは、

死生観のあらわれでもあると思います。

一日の中になんども死と再生の行為がある。

死と再生を繰り返しながら、日々を乗り越えていく。

これが日本人の生活観だと思います。



「いただきます」にしてもそう、

そこかしこに、死と生のやり取りがみえる。



一日をリセットし、リフレッシュすることに長けては、

日本人の生活習慣の右に出るものはないと思いました。



まず、屋内は土足厳禁であること。

靴を脱いで足を伸ばし、地べた(床)に寝っころがることが、

どれだけの安息と充足を生むことか、はじめて知りました。

室内で靴を脱ぎ、油断するということが、

どれだけ精神と引いては肉体を開放してくれることか。。



永住するなら、日本だなと力強く断言しちゃいます。



明日から、また学校です。

授業は日本とは違って、生徒同士で対話をする形式になってます。

中国訛り、アラブ訛り、トルコ訛りと生徒の国それぞれの訛りがあり、

なかなか聞き取りが難しく、また、対話形式というのが、

日本になじんだ自分には慣れないので、大変です。



しかも用もないのに知らない人と喋るなんて!!

日本人はシャイなのにね。。

気疲れしてしまいますが、がんばります。



あー日本のお風呂に入りたい。

生き返ったなあー。ふぃーって、一息つきたいです。

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